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NFC Utils
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NFCチップの読み取り、調査、書き込み

NFC Utilsは、スマートフォンや対応リーダーでNFCタグを読み書きします。対応する交通系カードの残高確認、銀行カードのデータ調査、ePassportのチップ読み取りもできます。読み書きはすべて、端末、リーダー、チップの間だけで行われます。

App StoreでNFC UtilsをダウンロードGoogle PlayでNFC Utilsを入手
NXPの製造元署名を検証したNTAG 424 DNAの読み取り結果を表示するNFC Utils。

チップファミリー別のツール

カードに合うツールを探す

下の各タブに、チップファミリーごとの対応機能をまとめています。個々の操作と制限は、ガイドで説明します。

リンク、パスワード、カウンター

NTAGとUltralight

日常で使う内容をタグに書き込み、チップの種類に合った設定ツールを選べます。

NTAG210とNTAG212
NDEFの書き込み、パスワード保護、UIDミラー、対応するロック機能を使えます。
NTAG213、NTAG215、NTAG216
同じ基本的なタグ操作に加え、読み取りカウンターとUID・カウンターのミラーを使えます。
Ultralight EV1
NDEFとパスワードのツール、対応するロック、コマンドで増やす3つのカウンターを使えます。
AES、Nano、旧型Ultralight
公開情報、読み取り可能なメモリ、取得可能な製造元署名を調べられます。すべてで書き込み、消去、ロックを使え、Ultralight CとAESでは認証、鍵、保護設定も扱えます。
NTAGとUltralightのガイド
NTAG213のカードプロファイルとツールを表示したNFC Utils。

鍵、セキュアURL、ファイルアクセス

NTAG 424 DNA

対応するNTAG 424カードを設定できます。TagTamper仕様には専用のプロファイルがあります。

NDEFとアクセス権限
権限が許可する範囲でNDEFファイルを書き込み・消去し、ファイルへのアクセスを管理できます。
鍵とSDM
鍵の確認・変更と、Secure Dynamic Messagingの設定ができます。貼り付けたSDM URLはリーダーなしでデコードできます。
TagTamper
TagTamperプロファイルで、開封検知ループの状態を確認し、設定ツールを使えます。
NTAG 424 DNAのガイド
NTAG 424 DNAのカードプロファイルと対応ツール

メモリ、識別子、EAS

ICODEとISO 15693

対応チップではICODEの管理ツールを使え、その他のISO 15693タグも調べられます。

ICODE SLIX2
NDEF、パスワード、メモリ保護、AFIとDSFID、EAS、対応するロック機能を使えます。
ICODE SLIとSLIX
標準のNDEF操作、ブロックロック、識別子、EASを扱えます。SLIX2専用の設定は表示されません。
その他のICODEとISO 15693
取得可能なメモリと情報を調べ、確立済みのプロトコルでRawコマンドを使えます。
ICODEとISO 15693のガイド
ICODE SLIX2のカードプロファイルとツール。

公開残高とカードのシステム

交通系カードとFeliCa

対応するFeliCaカードが公開する情報を読み取れます。

オクトパスカードと深圳通
読み取り可能な残高を確認できます。一体型カードでは、システムごとに確認できます。
日本のICカードとその他のFeliCa
対応する日本のICカードの残高を読み、その他のFeliCaカードが公開するシステムを調べられます。
高度なコマンド
公開情報の読み取りプリセットを選ぶか、任意のFeliCaフレームを入力できます。チャージや乗車履歴の表示は行いません。
交通系カードとFeliCaのガイド
オクトパスカードのカードプロファイルと交通系ツール。

チップの詳細とNXP製造元署名

DESFireとPlus

対応する各世代のNXPチップを調べられます。NTAG 424の設定ツールとは別の機能です。

チップのプロファイル
DESFire EV1、EV2、EV2 XL、EV3、Light、MIFARE DUOX、Plus EV1、Plus EV2
NXP真正性確認
取得可能なNXPの署名を、利用可能な検証鍵で検証します。結果はチップ、そのモード、公開する情報によって異なります。
DESFireアプリケーション
アプリケーションとファイルの一覧表示、ファイルとレコードの読み書き、加算・減算、鍵とアクセス権限の変更ができます。認証が必要な操作はAES-128鍵だけに対応し、PICCマスター鍵は変更しません。
プロトコルへのアクセス
ISO-DEPチャネルが使える場合はRawコマンドを利用できます。PlusとDUOXにはアプリケーション、ファイル、鍵のツールはなく、交通系の電子マネーを管理するプロファイルもありません。
NXPカード調査ガイド
「アプリケーション」「ファイル」「鍵」「アクセス権限」などのツールを備えたDESFire EV3のプロファイル。

取得できる情報を明確に

その他のカード

識別情報、読み取れる内容、コマンド対応を分けて確認できます。

銀行カード
取得可能な口座情報と決済アプリケーションのデータを読み取れます。「詳細スキャン」では、読み取り可能なEMVフィールドとカウンターを確認できます。
ePassport
券面の情報でチップのロックを解除し、所持人情報と画像を読み、データの署名、チップの証明、署名元の証明書チェーンを確認できます。
汎用Type 4
公開カード情報と読み取り可能なNDEFを調べられます。確立したISO-DEPチャネルから生APDUを使えます。
MIFARE ClassicとMini
Key AまたはKey Bでセクターを読み、「ブロックを編集」で16バイトを書いて読み戻し、「バリューブロック」で加算・減算できます。鍵とアクセスビットには書き込みません。iPhone、iPad、MacはClassic対応リーダーが必要です。
未識別のカード
リーダーが返した識別情報を表示します。カードを検出できても、保護メモリへのアクセスや書き込みツールへの対応があるとは限りません。
その他のカードへの対応

まず読み取る

通常の読み取りから始めます。読み取ると、ツールにカードの種類が選ばれます。別のカードのツールを使うときは「カードの種類」で変更できます。

案内に沿った操作を実行する前に、次にかざしたカードをもう一度確認します。

交通系カードとFeliCa

カードの残高を確認

オクトパスカード、深圳通、日本のICカード、Macau Passの、対応する公開残高を読み取れます。一体型カードでは、個別のシステムと残高を表示できます。

残高
読み取り可能な残高を、その通貨で表示します。
システム
FeliCaシステムの名前と識別子を調べられます。
カードの詳細
詳しく知りたいときは、読み取り結果全体を開けます。

読めるサービスはカードによって異なります。チャージと乗車履歴には対応していません。

交通系カードの読み取りを見る →
オクトパスカードの残高HK$183.40を表示したNFC Utils
オクトパスカード残高

銀行カード

銀行カードが返す情報を確認

対応する銀行カードから、口座番号、有効期限、名義人名、発行国を読み取れます。取得できた情報は、通常の「読み取り」画面にまとめて表示します。

カードの詳細
カードが返した決済ブランドと口座情報を確認できます。
決済アプリケーション
「詳細スキャン」でアプリケーション識別子、ラベル、読み取り可能なEMVフィールドを調べられます。
読み取り可能なカウンター
取得できる場合は、アプリケーション取引カウンターと暗証番号の残り試行回数を表示します。

一部の情報しか返さないカードや、読み取りを拒否するカードもあります。NFC Utilsは決済を行わず、暗証番号も読み取りません。

Androidは内蔵NFCまたは対応リーダーで非接触の銀行カードを読み取れます。iPhone、iPad、Macは対応USBリーダーまたはACS Bluetoothリーダーが必要です。

銀行カードの読み取りを見る →
架空の銀行カードの口座情報を表示したNFC Utils。
架空のデータによる銀行カードの概要です。実際のカードを読み取った例ではありません。

ePassport

パスポートのチップを読む

カメラで写真ページの機械読取領域を取り込み、チップのロックを解除します。NFC Utilsは所持人情報と画像を読み取り、各検証で確認できたことを表示します。

ePassportのロック解除
カメラで機械読取領域をスキャンするか、書類番号、生年月日、有効期限を手入力するか、「MRZ入力」に領域の文字列を貼り付けます。
それぞれの検証
「データの真正性」は署名されたファイルを、「チップの真正性」はチップが秘密鍵を持つことを確認します。「署名元」は証明書チェーンを同梱の国別ルート証明書と照合します。
画像
顔写真と、保存されている場合は自筆署名の画像を表示します。「画像を書き出す」で元の画像ファイルを保存できます。

ICAO 9303渡航文書のチップを読み取ります。指紋は保護されたままで、複製検出機能のないチップもあります。結果は出入国審査の代わりにはなりません。

ePassportの読み取りを見る →
ロックを解除したICAOデモパスポートと個別の検証結果を表示したNFC Utils。
ICAOサンプルパスポート

まずは読み取りから

変更する前にカードを知る

「読み取り」はチップと公開情報を表示します。その後、読み取ったカードの種類に合ったツールが開き、対応する詳細、メモリ、設定、残高、製造元署名を項目ごとに確認できます。

確認

識別情報、読み取り可能な内容、保護情報を確認できます。「詳細スキャン」では技術的な内訳も表示します。

SLIX2の詳細スキャン

選択

「前回の読み取りを使用」で読み取ったカードに戻り、「カードの種類」で別のカードを選べます。利用できるツールは、チップの機能に応じて変わります。

NTAG210を先頭に、対応するすべてのカードを「カードの種類」に表示したNFC Utils。

チェック

結果を確認してカードを読み直し、履歴から読み取り結果を保存または書き出せます。

ミラー更新完了の結果カード

NXPの製造元署名検証は、チップにある取得可能な署名を検証します。発行元、保存内容、交通系カードの残高を認証するものではありません。結果の意味を知る →

1つのアプリ、さまざまな読み取り方法

スマートフォンでも、リーダーでも

端末のNFC

NFC対応のiPhoneまたはAndroidスマートフォンの内蔵アンテナを使えます。

Bluetooth

対応ACSリーダーを接続すれば、スマートフォンのアンテナに近づけずにタグやカードを扱えます。

USB

Android、iPhone、iPad、Macで、対応USBリーダーを使えます。

対応リーダーの「ポーリングするカード種別」は、AndroidのUSB・BluetoothとAppleのBluetoothで設定できます。AppleのUSBカード読み取りは、利用できないリーダー設定用チャネルとは独立して動作します。

リーダーの互換性と設定 →

デスクで使うための画面

Macのウインドウでは、タイトルバーに「読み取り」「ツール」「履歴」、右側にリーダーの操作と設定アイコン、下部のステータスバーにリーダーと読み取りの状態を配置しています。ツールの「カードの種類」は同じ選択肢をメニューで表示します。iPadはタッチ操作の画面を使い、外部リーダーで読み取ります。

「設定」→「表示」→「表示サイズ」では、「最小」「小」「標準」を選べます。既定は「標準」です。iPhone、iPad、Androidでは、小さいサイズにすると文字と余白を縮めます。Macでは全ウインドウの文字と操作部品の大きさが変わり、幅に合わせて配置も変わります。広いときは概要とNDEFレコードのパネルを横に並べ、狭いときは縦に並べます。

ツールでオクトパスカードを選び、交通系ツールを表示したMac版NFC Utils。
Macのオクトパスカード用ツール
接続したACR1555U Bluetoothリーダーでオクトパスカードの残高ツールを表示する横向きのiPad
iPadでもBluetoothリーダーで同じ交通系ツールを利用

詳しく知りたいときに

目的別の実用ガイド

無料

NFC UtilsはApp StoreとGoogle Playで無料で入手でき、アカウントも不要です。読み取り、書き込み、設定は、端末、選択したリーダー、カードの間で行います。タグのWebリンクを開く操作は別で、インターネット接続が必要になる場合があります。

対応チップであれば、どの供給元のものでも使えます。私たちもThe NFC Mintでタグ、カード、封印を作っています。

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よくある質問

NFC Utilsで銀行カードを読めますか?

Androidスマートフォンの内蔵NFCまたは対応外部リーダーで、対応する銀行カードを読めます。iPhoneの内蔵NFCは決済アプリケーションの識別子を拒否するため、iPhone、iPad、MacはUSBリーダーまたはACS Bluetoothリーダーが必要です。返すデータはカードが決めるため、口座番号、有効期限、名義人名を取得できない場合があります。決済、暗証番号の読み取り、カードや保有者の真正性の確認は行いません。

ePassportでは何を検証できますか?

「データの真正性」は、読み取ったすべてのファイルが署名されたデータと一致するかを確認します。「チップの真正性」はActive AuthenticationまたはChip Authenticationにより、チップが秘密鍵を持つことを確認します。「署名元」は、署名証明書のチェーンが同梱マスターリスト内の国のルート証明書につながるか確認します。これらは別々の結果です。複製検出機能のないチップもあり、指紋は保護されたままです。アプリは出入国審査の代わりにはなりません。

ePassportの結果を理解する →
パスポートのデータはどこに保存されますか?

読み取りと検証は端末上で行います。パスポートのデータをサーバーに送りません。「履歴」は読み取り結果と画像を端末に保存し、「保存済みの書類」はロック解除用の項目をローカルの鍵保管庫に保存します。公開の国別ルート証明書マスターリストはアプリに同梱し、リリースごとに更新します。

保存済みの書類と保存先 →
検出したカードはすべて書き込めますか?

いいえ。変更できる内容は、チップの種類、プロトコル、空き容量、権限、実装済みのツールによって決まります。交通系の電子マネーやMIFARE Classicのセクタートレーラーは変更しません。汎用Type 4カードへの書き込みは、Capability Containerが認証なしの書き込みを許可する場合だけ可能です。

読めるタグが書き込みを拒否するのはなぜですか?

タグのロック、パスワードや鍵の要求、容量不足などが考えられます。NTAG 424では「書き込み」と「読み書き」の両方を確認してください。フォーマットでは、これらの制限を解除できません。ツールの結果を理解する →

オクトパスカードのチャージや乗車履歴の確認はできますか?

NFC Utilsは対応する公開残高情報を読み取ります。チャージ、交通系の電子マネーの変更、乗車履歴の取得は行いません。

NXP製造元署名の結果は何を意味しますか?

検証済みの結果は、チップから取得した署名の検証に成功したことを意味します。署名を読めない場合、検証に失敗した場合、カードの識別モードにより検証を延期した場合は、それぞれ異なる結果です。調査時は読み取り結果全体を保存してください。製造元署名の結果 →

パスワードや工場出荷時の状態へのリセットでロックを解除できますか?

恒久的なロックはアプリで解除できません。パスワードの要求は別のアクセス制御です。ロック、鍵の変更、ICODEのプライバシー機能の有効化を行う前に、対象のチップと操作を確認してください。ロックと復旧 →

リーダーがFeliCaカードを検出しないのはなぜですか?

接続を確認し、リーダー設定が使える場合は「ポーリングするカード種別」でFeliCaが有効か確認してください。無効だと分かっている場合、交通系ツールに案内を表示します。AppleのUSBはこの設定用チャネルを公開していません。リーダーの設定 →

鍵とパスワードはどう保存されますか?

入力した認証情報はセッション中保持します。アプリで設定したNTAG 424の鍵はカードのUIDと関連付けて保存し、後の読み取りで入力欄に反映できます。認証情報は、ご自身でも復元可能な形で記録してください。パスワードと鍵 →

画面はどの言語に対応していますか?

画面は英語、中国語(簡体字)、ロシア語、スペイン語、フランス語、韓国語、ポルトガル語、日本語で使えます。端末がこれらの言語なら、その言語で表示します。設定の「言語」で直接選ぶと、端末の設定にかかわらず選んだ言語を使います。変わるのは画面表示だけで、書き出した読み取り結果と履歴の項目名は英語のままです。