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NFC Utilsガイド

設定

リーダーを選び、NFC Utilsの画面表示、読み取り結果の保存、ファイルの共有、タグへの変更の確認方法を設定します。

カードリーダー

NFC搭載のスマートフォンでは、「本体」「USB」「Bluetooth」を選べます。iPadとMacにはNFCアンテナがないため、選べるのは「USB」と「Bluetooth」のみで、初期設定は「USB」です。読み取り元を切り替えるとすぐに反映され、ほかの読み取り元は停止します。「Bluetooth」から「本体」または「USB」に切り替えると、Bluetoothリーダーでの読み取りは停止しますが、接続は維持されます。「Bluetooth」に戻すと、検索やペアリングをせずに同じ接続を使います。接続が切れていた場合、アプリは選択したリーダーを検索し、見つかると再接続します。iPhoneとAndroidのスマートフォンでは、最初は「本体」を使い、選択した外部リーダーに接続すると、そのリーダーを使います。接続が切れると「本体」に戻ります。iPadとMacでは、接続が切れても別の読み取り元に切り替わりません。

  • 本体 状態欄には「内蔵NFC準備完了」と表示され、エラーはその下に赤字で表示されます。Androidでは、「NFCがオフです」や「このデバイスにNFCはありません」と表示される場合もあります。NFCがオフの場合は、システム設定でオンにしてください。
  • USB iPhone、iPad、MacのUSB接続では、対応するACSやOMNIKEYの機種など、システムのCCIDドライバーがサポートするリーダーを使います。状態欄には機種名または「リーダー未接続」と表示されます。USB-Cのデータ通信対応ケーブルを使ってください。リーダーがBluetoothモードの場合は充電のみとなります。
  • リーダーを確認 「リーダーを確認」でUSBリーダーを再検索します。接続は自動検出され、取り外しは0.5秒以内に検出されます。Bluetoothモードを終了するには、ACR1555Uではボタンを3秒間長押しし、ACR1255UではスイッチをOFFにします。
「設定」で「カードリーダー」は「本体」、「言語」はEnglish、「表示サイズ」は「標準」が選択され、「触覚」も表示されています。
  • Bluetooth BluetoothはACS ACR1555UとACR1255U-J1に対応しています。ACR1555Uでは青いランプが点滅するまでボタンを3秒間長押しし、ACR1255UではスイッチをONにします。選んだリーダーには次回も再接続します。
  • Bluetoothの状態 「リーダー未選択」は、リーダーが選択されていない状態です。リーダーを選ぶと、接続済みの場合は機種名が表示されます。接続を確立している間はリーダー名の後に「に接続中…」または「を検索中…」、未接続の場合は「(未接続)」が付きます。
  • バッテリー この行には、接続中のリーダーのバッテリー残量がパーセントで表示されます。USBから給電されている場合は「USB給電中」と表示されます。
  • リーダーを検索 「リーダーを検索」で、対応するBluetoothリーダーが「範囲内のリーダー」に一覧表示されます。行をタップすると接続します。各行には「接続」「接続中…」「接続済み」のいずれかが表示されます。処理中の検索ボタンには「スキャン中…」または「接続中…」と表示されます。Androidでは、検索を始める前にBluetoothの使用許可を求められます。
  • リーダーの登録を解除 「リーダーの登録を解除」は、選択中のBluetoothリーダーとの接続を切り、登録を解除します。接続を切るボタンはこれだけです。
  • Bluetoothのエラー Bluetoothがオフの場合はオンにしてください。使用を許可しなかった場合は、システムの「設定」でNFC UtilsによるBluetoothの使用を許可してください。接続エラーにはリーダー名と原因が表示されます。リーダーの青いランプが点滅していることを確認し、もう一度その行をタップしてください。リーダーが応答しなくなると、アプリは「再接続中…」と表示して再検索します。

iPhone、iPhone Duo、iPad、Macで「自動読み取り」を使うには、自動で読み取れるUSBまたはBluetoothリーダーが必要です。「読み取り」ページでは、iPhone Duo、Androidの折りたたみ端末、横向きのiPadでAUTOを使います。iPhone、縦向きのiPad、Mac、Androidのスマートフォンとタブレットでは「自動読み取り」スイッチを使います。Androidでは端末内蔵のNFCでも「自動読み取り」を使えます。接続のトラブルについては、リーダーをご覧ください。

Bluetoothの設定に、接続中のACR1555U、86%と表示された「バッテリー」、「ポーリングするカード種別」、「リーダーを検索」、「リーダーの登録を解除」が表示されています。

ポーリングするカード種別

これらの設定項目は、BluetoothリーダーまたはUSBリーダーを接続すると表示されます。スイッチでリーダーがポーリングするカードの通信方式を選びます。iPhone、iPad、MacではUSB経由でこれらの設定にアクセスできないため、変更するにはBluetoothで接続してください。AndroidではUSB経由で読み込みと適用ができます。ポーリング設定を取得できないリーダーでは、その旨が表示されます。

  • 読み込む 「読み込む」でリーダーのポーリング設定を読み込みます。読み込みが完了すると、ボタンは「更新」に変わります。
  • ISO 14443-A NTAG、MIFARE、DESFireをポーリングするには、このスイッチをオンにします。
  • ISO 14443-B Calypso、CEPAS、IDカードをポーリングするには、このスイッチをオンにします。
  • FeliCa オクトパスカード、Suica、FeliCa Liteをポーリングするには、このスイッチをオンにします。
  • ISO 15693 ICODEとNTAG 5をポーリングするには、このスイッチをオンにします。ACR1555Uシリーズなど、この方式への対応を報告するリーダーでのみ表示されます。
  • Topaz Type 1タグをポーリングするには、このスイッチをオンにします。
  • リーダーに適用 変更したスイッチの設定を、このボタンで適用します。変更が完了すると「リーダーに保存しました。」と表示されます。設定は電源を切ってもリーダーに残り、同じリーダーを使うほかのアプリに影響する場合があります。
  • リーダー設定 接続中のリーダーでFeliCaのポーリングがオフの場合、FeliCaツール内の通知にこのボタンが表示され、「設定」を開けます。
  • ポーリングのエラー 応答がない場合は「リーダーからポーリングの問い合わせに応答がありませんでした。」、変更が拒否された場合は「リーダーが設定を受け付けませんでした。」と表示されます。
対応ACS Bluetoothリーダーの「ポーリングするカード種別」設定

言語

Androidでは、「言語」は「触覚」の次にあります。

  • システム 「システム」は端末の優先言語に従い、「システム(English)」のように実際に使う言語を表示します。対応する言語がなければ英語を使います。端末の言語がウクライナ語の場合はロシア語を使います。
  • 言語の選択 English、中文、Русский、Español、Français、한국어、Português、日本語から選びます。各言語には国旗が表示されます。変更すると画面全体がその言語に切り替わります。
  • 保存済みの読み取り結果 保存済みの読み取り結果と「履歴」は、「テキストをコピー」「JSONをコピー」や書き出しを使っても、項目名が英語のままです。

表示サイズ

「表示サイズ」は「表示」にあります。iPhone、iPad、Androidでは、小さいサイズを選ぶと文字サイズ、間隔、内側の余白、スキャンボタンが小さくなります。文字サイズは11 ptを下回りません。Macでは、「表示サイズ」ですべてのウインドウの文字とコントロールの大きさを調整します。

  • 最小 最も小さいサイズにする場合に選びます。
  • 小 「最小」と「標準」の中間のサイズにする場合に選びます。
  • 標準 初期設定のサイズです。

NFC Utilsは常にダーク表示です。外観を変更する設定はありません。

触覚

「触覚」はスマートフォンでのみ表示されます。iPadとMacでは表示されません。

  • 触覚フィードバック 「触覚フィードバック」は初期設定でオンです。カード検出時に短く1回、リーダー接続時に短く2回、成功時に1回、失敗時に3回振動します。スイッチをオンにすると成功時と同じように1回振動し、オフにするときは振動しません。
  • 強さ 「低」「中」「高」から選びます。初期設定は「中」です。「触覚フィードバック」がオフの間、この設定項目は薄く表示されます。強さを変えると、成功時と同じように1回振動します。

履歴

  • 履歴を保存 「履歴を保存」は初期設定でオンです。読み書きしたタグの記録を端末内に保存し、読み取りごとに結果全体を残します。iPhone、iPad、Macでは、端末のバックアップにこの記録が含まれる場合があります。オフにすると新しい記録は追加されなくなりますが、既存の記録は残ります。

保存済みの読み取り結果については、履歴をご覧ください。

保存済みの書類

このセクションは、パスポートの情報が1件以上保存されている場合にのみ表示されます。ロック解除用の情報はこの端末内に保存されます。iPhone、iPad、Macでは端末専用のキーチェーン項目を使います。Androidでは、Android Keystoreに保管した鍵で各項目を暗号化します。

  • この書類の情報を保存 このスイッチは、パスポートのロック解除欄にあります。オンにすると、手入力またはスキャンした情報でロック解除に成功した後、その書類のロック解除用の情報を保存します。
  • 書類の詳細 各項目には所持人の氏名が表示され、氏名が取得できない場合は書類番号が表示されます。これに加えて、書類番号と発行国も表示されます。
  • 保存情報を削除 「保存情報を削除」は、確認なしでその書類のロック解除用の情報をすぐに削除します。読み取り結果は「履歴」に残ります。
「保存済みの書類」にERIKSSON ANNA MARIAのパスポート、書類番号、発行国、「保存情報を削除」が表示されています。

共有

初期設定では両方の形式がオンで、少なくとも一方をオンにしておく必要があります。この設定は「履歴」の「共有」とMacの「書き出し…」に適用されます。「テキストをコピー」や「JSONをコピー」には影響しません。

  • テキストファイル 選択した「情報」または「詳細スキャン」の表示内容を、閲覧用の.txtファイルとして含めます。
  • JSONファイル 同じ読み取り結果を、スクリプトや表計算ソフトで使える.jsonファイルとして含めます。

取り消せない操作を確認

このスイッチは「書き込み」にあります。オンにすると、ロック、パスワードや鍵の変更、リセット、生フレームの送信など、対応する操作で書き込むページや送信するコマンドを、スキャン画面が開く前に具体的に表示します。

  • 取り消せない操作を確認 このスイッチは初期設定でオンです。アプリがタグを待つ前に、確認画面にリーダーの状態と予定されている各書き込みが表示されます。オフの場合は、恒久的な変更を含むすべての処理で、確認なしにアプリがタグを待ちます。
「設定」に「履歴を保存」「テキストファイル」「JSONファイル」「取り消せない操作を確認」がオンになった状態と、NFC Utilsのバージョンが表示されています。
  • この操作は取り消せません この見出しは恒久的な変更を示します。
  • スキャン前の確認 それ以外の変更では、この見出しが表示されます。
  • 操作ボタン ボタンには「ロックする」「続ける」「有効にする」などの操作名が表示され、生フレームの場合は「送信」と表示されます。確定すると、タグを待つ状態になります。
  • Rawコマンド 「取り消せない操作を確認」がオンの場合、「Rawコマンド」はスキャン前にフレームを表示します。生フレームでタグの何が変わるか、その変更が恒久的かどうかをアプリが判断できないため、ボタンは常に「送信」と表示されます。
  • その他の操作 「書き込み」からのNDEFの書き込み、ミラーとカウンターの設定、鍵の確認、パスワードのテストでは、確認を求めません。
「スキャン前の確認」に、NTAG213のPWD、PACK、CFG1、CFG0への書き込み予定と、「キャンセル」「続ける」が表示されています。

バージョン

「設定」の最下部にNFC Utilsのロゴと名前が表示されます。iPhone、iPad、Macには独立した「このアプリについて」ページはありません。

  • バージョン この行にはインストール済みのバージョンが表示され、ビルド番号が括弧内に示されます。
  • 会社情報 Androidでは、これが最後のセクションです。NFC Utilsの名前とインストール済みのバージョンに加え、「無料、広告なし、アカウント不要。タグの内容はこのデバイス内に保存されます。」と表示されます。